#コンパスの戦い方とプレイングを戦術から考える

戦術とか兵法の専門家じゃないのであしからず。プレイングの解説も交えていけたらいいなと思ってます。

 

折角なので、この記事を読むついでにかっこいい言葉も覚えていって下さいな。

戦術学(?)の基礎みたいなところもやります。

 

まず、戦術、戦略の違いから話しましょう。

戦闘は目的のために行われるので、今回の第一目的を勝利と定めます。

 

戦略とは、勝利に向けての一番抽象的な、大枠のシナリオです。指揮は一番上の階級の人が行います。

 

対して戦術というのは、戦場で相まみえた時に相手に勝利するための戦い方、戦う術のことをいいます。ですから、戦略と比較するとより細かい視点ということになります。

 

#コンパスで例えると、どのキャラがどこに向かうべきかを考えるのが戦略、前線でキルをするための術が戦術ということになります。

キャラとキャラの対面がどうなるかを決める時点で有利不利はかなり明瞭になりますから、戦略で失敗するとかなり不利になることが分かります。より大枠の方が、より抽象度の高い方が、勝利にもたらす影響は大きいと言えるでしょう。

 

戦術と戦略以外にも考えることはあります。

陣形、ドクトリン、兵站などがその例と言えるでしょう。

 

陣形

コンパスにおいてはプレイヤーの数が少ないので、あまりこの概念がありませんが、基本的にはアタッカーやタンクが前に出て攻撃を受けながら、ガンナーが後ろから支援するというのが陣形の考え方に当たります。また、2:1で数的優勢の場合は、片方は相手の後方に回り込むことで、範囲攻撃の命中を避けるといった戦い方もあるでしょう。

 

ドクトリン

戦闘方針とでも言いましょうか。何を優先して戦うか、何を優先すれば勝利できるか、という根本的な考え方のことです。

大きく分けると、火力重視と機動重視の二種類があります。

火力重視というのはその名の通りで、一か所に強大な火力を集中させ、敵を撃破していくことで勝利を掴むという考え方です。

一方で機動重視というのは、陣形などの動きを重視して敵をかく乱し、局所的な優位を作り出すことで敵の戦力を削いでいくという考え方になります。

採用するドクトリンに限らず、多数と少数が正面衝突した場合は少数側が圧倒的に不利になります。

有利な方は火力優勢を目指し、不利な方は機動戦術をとるというのが一般的です。

正面衝突する際に数的優勢を作るのがどちらも目的ですが、火力優勢となっている敵に対して少数が突っ込むのは、簡単に撃破されて意味がありません。むしろ相手に与える損耗と自軍の受ける損耗で不利を拡大することになります。そのため、攪乱して相手の火力優勢を局所的に崩し、数的有利を相手に作らせないようにしながら戦うというのが少数の側の有力な、そして基本的な戦略になります。

また、相手に与える損害を少しでも大きくすれば自軍の損害を顧みなくてもいいのか、または自軍の損害が少なくなることを最優先とするのかというのもドクトリンの考え方の違いになります。

 

兵站

兵站というのは主に、物資や兵員の輸送のことを指します。

例えば、相手のリスポーン付近のポータルを奪取しても、自軍は兵力の補給を受けにくく、敵軍は補給を受けやすいので、相手に取り返されやすくなってしまいます。一人がデスしてから復帰まで、距離が遠いほどそうなりますね。

 

 

まとめ

自分のリスポーン地点に近いポータルほど、維持がしやすいので高い価値があると思っていい

戦況を見てドクトリンを変える

陣形を考えて敵と戦闘する

不利な時は機動戦に持ち込む

多数対少数で衝突すれば多数が有利→そうなるように戦闘を運ぶ